野望と夢の違いって?〜はあちゅうさんの著書『半径5メートルの野望』を読んで感じたこと
こんばんは、最近ネット上で有名な女性の本を読み漁っているゆるみなです。
私もいつかその前線で戦える人材になりたいというよりなります(本田圭佑信者)
はじめに
あなたには野望がありますか?
はあちゅうさんの著書、半径5メートルの野望を読みました。
読み終えたのはすこし前なのですが、読んだ後に私の生活の中で「変化」があったのでそれについて書いていきたいと思います。本書のレビューなどは他の人と似たり寄ったりのあらすじや概要は書きません。
ここでは私の中での解釈を書いていきたいと思います!!!
すごくざっくり説明するとどこにでもいる普通の大学生が一躍有名になり、テレビ出演、本の出版、今では大物著名人と対談までするようになったシンデレラストーリーの実態が描かれています。
野望とは
野望という言葉を辞書で調べると、
分不相応な望み。また、身の程を知らない大それた野心。
といった意味が出てきます。
ぶ、ぶんふそうおう???
聞き慣れない言葉に戸惑うゆるみな。目がテン。
・・・。(ニホンゴムズカシイ
あまりの教養の無さに鼻の穴が開いてますブサイクッっっw
わかりやすく咀嚼すると、
身分や地位などを越えていることを意味する語。 特に必要以上に贅沢なことについて言う表現。
といった意味だそうです!
ふむふむ、「お主、身をわきまえたまえ!」という感じかな?適当
また、野心という言葉にはは三つ意味があり、
1 ひそかに抱く、大きな望み。また、身分不相応のよくない望み。野望。
2 新しいことに取り組もうとする気持ち。
3 野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心。
といった分類がされています。
マイナスのイメージ
「身の程知らない」「身分や地位を超えた」「身分不相応」という言葉からは、今でも強く根付いている日本の悪しき風習、マウンティングやカーストといった差別意識がみられますよね…。私の嫌いな言葉。
また、「大それた」「必要以上に贅沢な」「ひそかに抱く」などはなっから叶うはずのない恥ずべき望みであると言われているような印象を受けます。これも嫌い〜
特に野心の意味の3つ目なんて、まるで人間が一番偉いみたいな書き方ですごく不快になりました。人間よりもよっぽど動物たちの方が環境に順応して生きていて偉いのに…。
プラスのイメージ
唯一、ポジティブな意味で描かれているのは2つ目の「新しいことに取り組もうとする気持ち」という部分。新しいことの挑戦することに対して、ニガテかトクイか。これは両極端に分かれるところですね。
私は楽しそうと思ったことにはすぐに食いつく人間なのでどちらかというと新しく聞くこと、見るものにはワクワクしちゃいます!はあちゅうさんも学生時代、連れて行かれた大人の世界にドキドキしていたみたいです。誰か私のことも連れていって!!!!
すこし話が逸れてしまいましたが、要するに野心というのは未だ嘗て誰もが否定してきて不可能だと考えるものを可能にすることを示すみたいですね。
例えば、菅田将暉くんのお嫁さんになりたいとか、菅田将暉くんとの子供が欲しいとか…。※ただの菅田将暉ファンじゃねえかってツッコミは受け付けてません。
野望と夢の違い
本を読んでいる中でずっと引っかかっていたことがあります。
それは野望と夢の違い。
はあちゅうさんの著書では、野望と夢という言葉が混合して出てきます。
半径5メートルの野望
文脈によって使い分けているのかな?と思って序盤の数ページを何度も読み返しては頭の中でゆっくり融かしてみました。そこで気づいたのは、野望や野心と言った言葉の前に何気なくついている「小さな」「少しだけ」という言葉。
ここが「半径5メートル」という限られた枠組みの表れなのかなと思いました。
野望にも大きい小さいがあっていいじゃんか!ってことですね。たった半径5メートルの中でも野望はたくさん落ちているし生えてくるものですもんね。
夢への変換
この章の後半部分では、夢という言葉が3回も出てきていますね。
ここでは周囲からのイメージが反映されているのかなと感じました。はあちゅうさんが自らの野望を提唱していく中で、最初は煙たがられていたものが、少しずつ認められ応援してもうようになり、人々に希望を与える夢になっていった、そんなストーリーが伝わってきました。(はあちゅうさん、深読みしすぎだったらごめんなさい!
自分が公言している夢を叶えて、本の内容を証明することが読者への務め
どこまでかっこいいんですか、一生ついていきます…
野望から夢へ
どちらも「自分の望むこと、思い描く将来」というニュアンスにとれることは一緒ですが野望はどちらかというと自分の欲望を一方的に押し通そうとしているイメージなのかもしれません。
似たような意味の言葉でも少しの認識の違いで受け取られ方が変わってきます。私はこういう気持ちで伝えたのに相手にはこう受け取られていたという風に。
そこが言葉の面白いところでもあるんですが、そのせいで相手との仲が悪くなったりしたら悲しいですよね。私は言葉足らずなのでよくあります…
しょぼーん。いじけるとすぐスマホいじりだす悪い癖
本書を読んでからというもの私が今抱いているのはまだ「野望」止まりだなと思ったので周りの人には「こういう野望があるんだよね」と言っています(笑)
いつか周囲の人から応援してもらえるような夢に変わればいいな、認めてもらうために努力は怠りたくないですね。
さいごに
改めてもう一度ここまで読んでくれたあなたにお聞きします
あなたには野望がありますか?
隠さなくていいです、偽らなくていいです、諦めないでください。私は諦めません。たまに逃げたくなる時もあります。そういう時は一回逃げます。でもまた追いかけたくなるんです、それが野望です。そこでもういいやとなるものはそこまでのものだっただけです。だから逃げて正解です。また新しい野望を見つけましょう。
そんなに気張らなくていい、人生が終わるわけじゃないし自分が諦めたところで誰にも迷惑なんてかからないんだから好きにすればいい。その中で味方でいてくれる人を愛せばいいんです。私はそうすることに決めました。だから怖いものなんてありません。
他人からどう思われていても気にしないし、批判してくる人がいたらその時点で私の勝ちだと思っています。だってその人が悪口を言ってる間、頭の中に私がいるんですからね!よく好きか嫌いかより無関心が一番辛いと言いますが、
まさにそれ!
こういう内容の記事を書いていると誰かの野望話を「うんうん、いいね」って永遠にいていたくなっちゃいますね。あなたの野望話、いつか美味しいコーヒーを飲みながら私に聞かせてくださいね。
- 作者: はあちゅう
- 出版社/メーカー: 講談社
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