農家生まれの文学少女。

最近ハマっているものことについて紹介していきます。

それでも私は、言葉が好き。〜U-25が思うインターネットカルチャー『インカメ越しのネット世界』刊行記念イベント

 

こんにちは、ゆるみな(@yurumina0411)です!

 

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昨晩、(自称)第二の故郷である下北沢の本屋B&Bさんでトークイベントが開催されたので参加してきました!!!!!写真は今回、本を出版されたりょかちさんとの念願のツーショット!!!

 

...嬉しい(泣)一緒に自撮りするの密かに夢だったから顔が引きつってるwww

 

 

 

 

 

今回参加させていただいたイベントはこちら。

 

bookandbeer.com

 

りょかちさんは同世代で現在IT企業に勤めながらも、Twitterで自撮り写真をあげ徐々にフォロワーを増やしていきついに本を出版するまでに!好きこそ物の上手なれってこういうことを言うんだなと思いました。

 

本はここから買えます!

インカメ越しのネット世界 (幻冬舎plus+)

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発信し続けた先に何かがある、今はインターネットのおかげで自由に意見を述べられる「私はここにいるよ」と声をあげられる時代なので不特定多数の誰かに好きを伝えるのはすごく大切なことだと思います。

 

 会場は下北沢の本屋B&B

bookandbeer.com

 

 

B&Bさん主催のイベントに来るのは今回で2回目。前回参加したのは、伊佐ともみさん×さえりさんという美人ライターお二人の出版記念イベントでした!その時のイベントレポはこちら。

 

lineblog.me

 

 

今回も印象に残った言葉ランキングでイベントの内容を書いていきたいと思います!

 

 

本の出版に至るまでの経緯

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その前にりょかちさんが本を出版するまでになった軌跡を簡単にご紹介していきたいと思います!!!

 

自撮りを始めたのは一昨年の11月。

 

夏ぐらいに付き合っていた彼と江ノ島の水族館に行った時にアプリで加工した写真がSNSで話題に。「かわいい」という反響もあったが「全然違う」「別人」という声をもらいそこから自撮り研究に没頭し始めたんだとか。

 

自撮りに関する軸が他の子と違っていて、かわいいとかよりもこうしたら全然違うように撮れるとか自撮りに対するスタンスをずっとしゃべっている感じだったから彼氏から反対はされなかったみたいです!

 

ちなみに両親は本を出すタイミングで知ったそうです。(笑)

 

ブログにも他のSNSにもガンガン出している親にバレバレな私からしたら今までよくバレなかったなあと感心してしまいました。うちの親が敏感すぎるんですかね。

 

会社のメールアドレスに本の感想を送って来るお父さん、かわいい

 

印象に残った言葉

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第3位 自撮りはアバター遊び

今回、出版をした幻冬舎の担当者である設楽さん。※この方の司会進行やまとめ方が思いやりに溢れていてとても好きでした。りょかちさんの自撮りに対する考え方がすごく面白かったため出版に踏み込んだそうです。今回、出版された本の1章節にもなっている自撮りはアバター遊びであると言う考え方。

 

自撮りで撮った自分は「自分みたいで自分じゃない」存在。

 

SNSはリアルライフに程近い仮想現実だ。みんな自分の情報を制限して、仮想現実の中の自分を生きている。

 

本にはりょかちさんの言葉でそう書かれている。これには確かに頷けました。私ももしかしたらSNSでは仮面を被ったアバターの1体に過ぎないのかも…(この場合1体という単位であっているのかな?)

 

第2位 中三から高一になった気分

自分自身もすごく、本を出していろいろ変わりました。心持ちが。中三から高一になった気分です。

 

本を出版した感想としてりょかちさんから発せられたこの言葉。

 

その真意は、同世代の人たちの中では割とSNS上では目立っていた方だったから偉そうにできた。でも本を出した瞬間に『WEBから本を出した人』として見られる。はあちゅうさんとか…。本を出したことでもっと威張れるかと思ったら、その瞬間から高一になってしまってナンジャコリャ、すごい奴ばっかじゃねえかという気持ちになっていったみたいです。

 

これにはとても共感が生まれ、わかりやすい例えだなと深く感心しました!!

うーん、…。そう考えると私ってまだ小1かな。飛び級できるよう頑張らないと!!!

 

そして栄えある

第1位 これからの時代、ネットで流行るのは絵や動画

この言葉はぐさっときました…

 

第2位と、第3位は共感という観点から取り上げさせていただいたのですが、やはり人間の心理なのでしょうか。ショックな出来事の方が印象に残るんですよね。

 

りょかちさんの見解では今後はやっていくのは絵を描ける人や動画配信ができる人、テキストはどんどん読まれなくなるしぱっと見で伝わるものがネット上から人気が出る、と。

 

りょかちさんの言うように今じゃSNS上では言葉より簡単にわかりやすく瞬時に伝えられる手段がどんどん発達しているしもうテキストだけの記事を読む人は減ってきたのかもしれない。若い人は特に、本からの知識よりも体験を重要視している人も増えてきた。

 

そんな中、言葉で、文字で相手に伝えたいと思っていることはもう時代遅れなのか…

 

イベントレポを書こうと思っていた昨日の夜はそのことに悩まされ結局今の今まで持ち越してしまいました。

 

でも結局悩んでも答えなんて出ないし、何より私は言葉が好き文字が好き。

 

これからのインターネット時代を生きる上でナンセンスと言われても、もっと新しい発信の仕方もあると言われても、それでも私は、言葉が好き。綴られる文字たちの並びが、カタチが好き。

 

そうだな。数学者が数式や数字が並んでいるのを見るのが好きと言う感覚や、おしゃれな女の子がウィンドーショッピングをするのが好きなのと似たような感じなのかも。

 

優しい言葉たちが綺麗に整列してるのを見ると、救われる。

この世界も捨てたもんじゃないな、と思えるんです。

 

最後に

今回このイベントで感じたのは、りょかちさんは雲の上の存在だと思っていたけど案外どこにでもいる普通の女の子だったということ。

 

誤解を生まないように補足しておきますが、『大したことないじゃん』という意味ではなくて、『普通の女の子だけど、人一倍ネットに敏感で自分の信念を貫いている』からこそ切り開けた道なんだ、だから私や私みたいに夢がある人たちは誰でもそのチャンスを掴める可能性があるんだ、という勇気をもらえたという意味です。

 

チャンスの神様は前髪しかないという言葉をなぜだかふと、思い出しました。

いつ私の目の前に現れてもいいようにしっかりと握る準備をしておきたいです。

 

最後になりましたが、りょかちさん、設楽さん、そして矢島さん。

貴重な体験をありがとうございました。充実した時間になりました。

 

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今回、出版された本はこちらから買えます!

 

りょかちさん (@ryokachii

出版した幻冬舎の設楽さん(@ysksdr

インカメ越しのネット世界 (幻冬舎plus+)

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矢島光さん(@hikarujoe)が描いた漫画はこちら。

今回はあまり触れられなかったんですけど、矢島さんとても綺麗で面白くてストイックな方でファンになっちゃいました。漫画、今読んでるのでまた改めてレビュー書きたいと思います。

彼女のいる彼氏 1巻 (バンチコミックス)

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